キャッツ-ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命
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T.S. エリオット、エロール ル・カイン 他 (1988/06)
ほるぷ出版
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キャッツ-ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命/Growltiger's Last Stand With the Pekes and the Pollicles and the Song of the Jellicles
イラストレーター:Errol Le Cain/エロール ル・カイン
メイン画材:G:水彩
以前「サー・オルフェオ/Sir Orfeo」、「白猫/The White Cat」、「シンデレラ―または、小さなガラスのくつ/Cinderella: Or, the Little Glass Slipper」、「アルフィとくらやみ/Alfi & the Dark 」、「こまったこまったサンタクロース/Christmas Stockings 」などの絵本で紹介したエロール ル・カインはシンガポール生まれインド育ちのイギリス人で、ケイト グリーナウェイ賞受賞イラストレーター。日本にも住んでいた事があるとされます。「The Creative Person: Richard Williams」で、「ロジャー・ラビット」で有名なアカデミー賞受賞アニメーター/ディレクターのRichard Williamsnのスタジオでアニメーターとして働いていた時の20代の若かりしエロール ルカインを(27分中6分過ぎに、ルカイン自身制作の子供用アニメーション「水夫と悪魔」と共に登場)30秒ほど垣間見ることが出来ます。是非ご覧下さい。
アメリカの詩人で1948年ノーベル文学賞受賞のT.S.エリオットの1939年の作品で、ミュージカル「キャッツ」の原作となった、「キャッツ-ポッサムおじさんの猫とつき合う法/Old Possum's Book of Practical Cats」の中の3篇の詩にエロール ルカインがイラストをつけた絵本です。1.「ボス猫・グロウルタイガー 絶体絶命」:グロウルタイガーはブラボーな猫、船で旅をしている。彼は一番の乱暴者であだ名は「テムズ川の暴れん坊」。コートやパンツは破れ、耳が欠けていて、近づきがたい目をしているグロウルタイガーの耳を齧ったのはシャムネコだ... 2.「ピークとポリクルの大げんか」:いつもいつも喧嘩をしている犬達の詩。ミュージカル「キャッツ」の中には入っていません。ピークとはペキニーズ、ポリクルとはヨークシャータイプの犬かと思われます。 3.「ジェリクルの歌」:歌って踊る、小さくてご機嫌な白と黒の猫たちの詩。アメリカの対象年齢は4歳以上。エロール ルカインの「キャッツ」絵本シリーズでは他に「大魔術師ミストフェリーズ マンゴとランプルの悪ガキコンビ」があります。
邦題の「キャッツ-ボス猫」は原題には付いていません。世界で最も成功したミュージカルの名前の方がT.S.エリオットの名前よりも日本人に認識されているからでしょうか。新宿南口の劇団四季のキャッツシアターが思い出されます(懐)。
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