らくがき小坊主:雪舟等楊
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Margaret Hodges、Lafcadio Hearn 他 (2002/03)
Holiday House
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らくがき小坊主/The Boy Who Drew Cats
イラストレーター: Aki Sogabe/曽我部あき
メイン画材:切り絵、水彩、エアブラシ
以前「雨月物語:夢応の鯉魚/Kogi's Mysterious Journey」でも紹介したシアトル在住の曽我部あきさんは静岡出身。 絵本のイラストレーターとしてだけでは無く、ファインアーティストとして壁画等も描く彼女は1995年にゴールデン・カイト賞を受賞しています。1978年に日系のご主人の仕事の関係でアメリカに移住。切り絵のプロとなったのはアメリカに来てからです。
小さな村の貧乏な農家に小さな男の子がいました。彼は頭は良いが力仕事には向いていないので、お寺に預けられることになりました。小僧になった男の子は勉強熱心ですが、1つだけ悪い癖がありました。それは、どこにでも猫の絵を描いてしまうのです。とうとう和尚さんは「夜は広い場所を避けよ。狭い場所にとどまれ」といって、彼を寺から追い出します。とぼとぼと小僧が辿り着いたのは妖怪の住む寺… アメリカの対象年齢は4歳以上。「猫の絵ばかりをかいた小僧の話」とも呼ばれています。
このお話の源となったのは江戸時代、狩野永納編纂の「本朝画史」のようですが、今日紹介したのは小泉 八雲/ラフカディオ ハーン(6月27日1850年ー9月26日1904年)の1898年の作品。15世紀後半室町時代に活躍した水墨画家であり、禅僧であった雪舟等楊がモデルです。ちなみに雪舟が描いたのは猫じゃなくて鼠だと言われています。
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