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キョウリュウがほしい

A Boy Wants A Dinosaur
A Boy Wants A Dinosaur
Hiawyn Oram (2006/09/07)
Andersen Press Ltd
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キョウリュウがほしい /A Boy Wants A Dinosaur
イラストレーター: Satoshi Kitamura
メイン画材:ペン、インク、水彩

以前「UFO日記」で紹介した、1956年生まれ東京都出身の喜多村惠さんは、日本でコマーシャルアーティストとして活躍した後に、1979年からイギリスに在住。初めての絵本出版は1981年にイギリスのアンデルセンプレスから。彼はマザーグース賞など数々の賞を受賞している。初めの頃は編集さんに英語を嫌になるほど直されたそうだが、今はほとんど直されることは無いという。

アレックスはキョウリュウがほしい。おじいさんは吹いていたサックスを置いてお出かけのしたく。「そんなにきょうりゅうが好きならば…」とアレックスを連れてデパートへ行きます…アメリカの対象年齢は4歳以上。

「すべての人を楽しませる絵本を作る事は出来ないので、自分を楽しませる事を第一とし、後はみんなが自分の絵本を好きになってくれるのを祈るばかり」と言う喜多村さん。 当たり前だが、その通りだ!誰かが言ってくれないと、こういうベーシックな事は忘れちゃうんですよね。一所懸命もいいけど、楽しむことも忘れてはいけない。

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2007-01-05(Fri) 13:56|  恐竜/怪獣/宇宙人/おばけ| トラックバック 0| コメント 4

UFO日記

Ufo Diary
Ufo Diary
Satoshi Kitamura (1991/05)
Sunburst
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UFO日記/UFO DIARY
イラストレーター: Satoshi Kitamura
メイン画材:ペン、インク、水彩

1956年生まれの喜多村惠さんは1979年からイギリス在住。小さい時に日本の漫画などを読んで育った彼のイラストレーションスタイルはコミック的。

喜多村さんのイラストには、インクのアウトラインを施してあるが、きっちり完全まっすぐな線ではない。どちらかというと「よろよろぐらぐら」している人間らしい線だ。「緊張しているのでは?」「ものさしを失くしたのでは?」などと思われていたが、「日本人だからだよ」という結果におさまったのだそう。

航路を間違えたUFOが地球にやってきた。初めての地球で笑いかけてくれた男の子と出会い、いっしよに遊びます… …アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。

宇宙人の一人称で語られるこの絵本は、構図が優れている。登場している男の子が宇宙人に話しかけるのだが、その話しかけられている宇宙人は…「私」か!?と錯覚をおこします。 絵画でも見ている人が「まるで自分も絵の中の登場人物になるよう」な効果や計算を入れたものがあるが、この絵本はまさしくそんな絵本、ただし、「錯覚効果」は美術史で学んだどの有名絵画よりも大きい。 美術史のクラスで、一所懸命に絵の一部になろうとしてもなれなかった私に「私は宇宙人?」と思わせた絵本です。



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2006-11-21(Tue) 20:00|  恐竜/怪獣/宇宙人/おばけ| トラックバック 0| コメント 11

つはつらいのつ

T Is for Terrible
T Is for Terrible

Peter McCarty (2004/08)
Henry Holt Books for Young Readers
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つはつらいのつ/T Is for Terrible
イラストレーター:Peter McCarty
メイン画材:色鉛筆

以前「ホンドとファビアン」でも紹介した、光り輝くノスタルジックな色鉛筆画で有名なコールデコットオナー賞受賞の絵本作家Peter McCarty。 小さいときに恐竜が大好きだった彼は恐竜本のコレクターだった。良い恐竜の本とはティラノザウルスの本と信じていた彼は、恐竜絵本をいつも描きたかったと言う。 恐竜の絵では、Rudolph F. Zallingerの絵に影響を受けたという彼の原画は、5.5x7.75インチで1800ドルほどから手に入ります。

「僕はティラノザウルス」と始まるこの絵本、自分自身であることを、切なくも受け入れなくてはいけないティラノザウルスの気持ちを描いている。こんな絵本はあまり無い。なぜか日本のわびさびなんかも感じちゃう。 美しいイラストと物悲しい語り、ありのままの自分を受け入れなくてはならない辛さや難しさを良くあらわしています。しかしながらほとんど怖くないし、文章も一言だけなので小さい子にもお勧め。しかもこんなに可愛い恐竜のイラストはあまり無い。アメリカ, 日本共に対象年齢は4歳以上。

「つはつらいのつ」なんて笑っちゃうほどへんな訳だが笑って許しておくんなさい。私にはこれが精一杯なのだ。


2006-10-21(Sat) 23:12|  恐竜/怪獣/宇宙人/おばけ| トラックバック 0| コメント 4

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