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ぼく、グジグジ

Guji Guji (Ala Notable Children's Books. Younger Readers (Awards))
Guji Guji (Ala Notable Children's Books. Younger Readers (Awards))
Chih Y. Chen (2004/09)
Kane Miller Book Pub
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ぼく、グジグジ/Guji Guji
イラストレーター: Chih-Yuan Chen
メイン画材:不明

1975年、台湾生まれの陳致元(Chih-Yuan Chen)は、台湾国内で数々の賞を受賞している絵本作家。

アヒルの巣の中に迷い込んだ大きなたまご。そのたまごから生まれワニ。彼の名前はぐじぐじ。彼は毎日アヒルの家族と楽しく暮らしていました。ある日、ぐじぐじとそっくりなワニ達がやってきた。 ワニ達は言った「あいつ、アヒルみたいに歩いているぞ」。ぐじぐじが返す「僕はアヒルみたいじゃなくて、アヒルなの!」…アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。

2003年に初めて台湾で出版された絵本。このお話はChih Y. Chenの韓国系アメリカ人のお友達がモデル。アメリカ人の家族の養子となった韓国人のお友達が、「自分は何か違う」と感じるその心を養ってしまった社会へのメッセージ。

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2007-02-21(Wed) 01:45| 養子/里子/孤児| トラックバック 0| コメント 0

アリソン

Allison
Allison
Allen Say (2004/09/27)
Houghton Mifflin (Jp)
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アリソン/Allison
イラストレーター:Allen Say/アレン・セイ
メイン画材:透明水彩

以前「おじいさんの旅」や「紙しばい屋さん」でも紹介した、1937年横浜生まれのAllen Sayは、中国で育った韓国系の父と日系アメリカ人の母を持つ。16歳の時に英語が良く出来ないままアメリカに移住。1972年から本の出版にかかわっている彼だが、80年代の半ばで一度やめている。1988年、渋々引き受けた絵本のイラストで、コールデコット オナー賞を受賞、それを機会に絵本作家として打ち込むことに決めた彼はその時約50歳。

アリソンのお家にはお母さんとお父さんとメイメイがいる。アリソンは日本人形のメイメイを自分の妹だと思っている。ある日おじいちゃんがプレゼントを送ってきた。「メイメイと同じドレスだ!」「可愛い着物ね」とおかあさん。「キモノ?メイメイのドレスもキモノと言うの?」「そうだよ、でもメイメイのドレスは古くて、遠い国から来たんだよ」とはお父さん。着物をきてメイメイと一緒に鏡を見るアリソンを肩越しにみるお父さんとお母さん…みんなの顔を見比べた後、アリソンの顔から笑顔が消えた……アメリカの対象年齢は4歳以上。

Parents' Choice 銀賞、Parenting Reading Magic Award、 National Parenting Publictions Book Award等を受賞したこの絵本。養子縁組が珍しくないアメリカでは納得の受賞です。小さいときから「あなたは私の養子」と言うことを隠さないことが多いアメリカの家庭ならではの絵本。大きくなってから養子だと言うことを知った子供が、その親子関係に疑問を持つ苦悩を垣間見る機会は多いが、おちびさんの時に養子という事を知ったおちびさんの苦悩も、もちろんこの世にはあるのだなと思い知らされる絵本。自分の気持ちを表現する語彙を持たない子供には人生が逆さになったような気分に違いない。養子をもらうご両親はそのこともふまえて、しっかりと親子関係を築いていってほしい。 ところで、「あそこは養子ですってよ」などと噂するお方は論外です。そしてそれを子供の前でする親はもう規格外です。

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2006-12-29(Fri) 17:05| 養子/里子/孤児| トラックバック 0| コメント 2

お魚のお姫さま

The Fish Princess
The Fish Princess

Irene N. Watts (1997/01)
Tundra Books
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お魚のお姫さま/The Fish Princess
イラストレーター: Steve Mennie
メイン画材:G:色鉛筆

Steve Mennieはシルクスクリーン画で数々の展覧会を成功させており、カナダの切手のデザインでも有名なイラストレーター。「The Fish Princess」は彼の初めての出版となる絵本。

丁寧でごまかしが無い色鉛筆が職人芸のイラストレーション。色鉛筆はこういうスタイルでは手を抜くとすぐわかっちゃいますからね。色使いや塗り方で海が落ちついているのがわかりますし、人物をクロップしていてドラマチックさも押し出しています。

その昔、 海からやってきた小船に乗っていたのは小さな赤ちゃん。すべての村人が忌み嫌う中で1人のおじいさんだけが彼女を連れ帰り家族となる。 彼女は話すより先に歌い、歩くより先に泳ぎ、いつも海と戯れ、村人から恐れられている。 彼女はいつも1人で遊ぶ。村人や他の子供はみんな遠巻きにみて、誰も彼女とは遊んでくれない。おじいさんが海の天気や魚の取り方、逃がすサイズなどを彼女に教えるが、いつも彼女はそんなことはずっと昔から知っていたような気がしている。ある日、その子は村人が取りすぎた魚の中にキングサーモンを見つけ、逃がしてしまう。怒る村人たち…終わりの時間が来たおじいさん… アメリカ, 日本共に対象年齢は4歳以上。

海はすべての命の源ですが、もう私たちの世界ではありません。尊敬の念を忘れずに、横暴にふるまってはいけません。人間に必要な塩も水も食べ物もありますが、海の中では生きていけない私たちなのです。


2006-10-14(Sat) 17:13| 養子/里子/孤児| トラックバック 0| コメント 5

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