アルフィとくらやみ
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サリー マイルズ、エロール・ル カイン 他 (2004/12)
評論社
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アルフィとくらやみ/Alfi & the Dark
イラストレーター:Errol Le Cain/エロール・ル・カイン
メイン画材:水彩
以前「サー・オルフェオ/Sir Orfeo」、「白猫/The White Cat」、「シンデレラ―または、小さなガラスのくつ/Cinderella: Or, the Little Glass Slipper 」で紹介したエロール ル・カインは1968年から1989年までイギリスで活躍したイラストレーター/アニメーター。絵本作家としては3冊の出版だけに留まる。 エドモンド・デュラックやカイ・ニールセンを賞賛していた彼が初めて彼らのイラストに出あったのは、イラストを描くようになってしばらくしてから。「キャベツ姫(1969年)」、「いばらひめ(1975年)」、「おどる12人のおひめさま(1978年)」と3度ケイト グリーナウェイの佳作/次点に選ばれた後、1984年に「ハイワサのちいさかったころ/Hiawatha’s Childhood」でついにケイト グリーナウェイ賞受賞。その後は「まほうつかいのむすめ(1987年)」で佳作/次点に入賞。
夜、目が覚めたアルフィはベッドの中で横たわっていた。「もしも今、電気をつけたら部屋の中はよく見えるけど、今ここにある暗闇はどこに行くのかな?」。「暗闇」さんはもちろんアルフィが言った事を聞いていて笑いながら考えた、「明るい時に僕がどこにいるか誰も知らないなんて、なんて馬鹿げているんだろう!もしも、みんな知っていたら怖いに違いない!」。アルフィは羊を数えて眠ろうとしますが眠れません。そして起き上がって待ってみますが、どこからも暗闇についての答えは返ってきません...と、びっくり!誰かがアルフィの耳元でささやきます。「暗闇さん、君なのかい?君は聞こえるけど見えないものなのかい?」。するとしわがれ声が答えます、「そうだよアルフィ。僕だよ」。アルフィは飛び上がって喜びながら訊きます、「電気をつけたら君はどこに行くんだい?」アメリカの対象年齢は4歳以上。
アメリカの1988年出版の初版本のバックフラップの文章を紹介:エロール ル・カインは、1941年シンガポールで生まれる。1歳の時にインドへ移住。インドでは地元の人形遣い達や、週に1度上映されるハリウッド映画に多大な影響を受ける。彼が15歳になった時、ある映画会社が、費用を出すのでイギリスでアニメーターになるために訓練を受けないかと申し出る。以来、彼は映画の仕事をしている。彼の初めての絵本出版は、アニメーションの企画から生まれたもの。それから現在まで12冊以上もの絵本を出版している。ミスター ル・カインは現在イギリスのブリストルに、子供のフレデリカとアルフィと暮らしている。
アメリカではChronicle Booksから、イギリスではHodder and Stoughton(現在はHodder Headline)から1988年に出版された絵本。この絵本のイラストレーションは「サリー」、「トニー」、「アルフィー」と「フレデリカ」に捧げられています。アルフィは彼の子供の名前だったのですね。

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