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むかしむかしあったとさ

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ヘンゼルとグレーテル 3

Hansel and Gretel
Hansel and Gretel
Rika Lesser (1999/02)
Dutton Childrens Books
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ヘンゼルとグレーテル/Hansel and Gretel
イラストレーター: Paul O. Zelinsky
メイン画材:油彩

1998年 コルデコット オナー賞受賞作品

以前「金の糸/Rumpelstiltskin」、「ラプンツェル/Rapunzel」、「せかいいち大きな女の子のものがたり/Swamp Angel」で紹介し、日本にも住んでいたことのあるPaul O. Zelinskyは現在ブルックリン ニューヨーク在住。大学に入ってから絵本の制作に興味を持った彼は現在輝かしい功績を残すイラストレーターです。

グリム童話:貧しいがゆえに森へと捨てられるヘンゼルとグレーテルのお話。賢いヘンゼルが知恵をつかって何とかしようとしますが、それも及ばずに森の中で迷ってしまいます。最後は残酷ですが、グレーテルの機転で2人はお家に帰って幸せに暮らします…アメリカの対象年齢は4歳以上。捨てられた子供の心の傷は傷だと自覚されないまま、しまいこまれる事が多いようですが、一度捨てた子供が帰ってきた時の親の気持ちは一生悔いるものになるのでしょう。

ダビンチの構図や色彩を思わせるような表紙は、以前紹介した彼の作品よりもコントラストがはっきりしているイラストです。

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2007-07-31(Tue) 00:08|  ヘンゼルとグレーテル| トラックバック 0| コメント 7

ハリー・ポッターと死の秘宝

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling (2007/07/21)
Arthur a Levine
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ハリー・ポッターと死の秘宝/Harry Potter and the Deathly Hallows
イラストレーター:Mary GrandPre/メアリー・グランプレ/マリー・グランプレ
メイン画材:パステル

アメリカ版のイラストレターは以前「チン ユウ ミンと生姜猫/Chin Yu Min and the Ginger Cat」で紹介したMary GrandPre。フロリダ在住でこれまでに20冊以上のも絵本のイラストを手がける。「ハリー・ポッターと死の秘宝」のカバーイラストは2007年1月に依頼される。アメリカ版には各章にイラストがついており、お話のヒントにもなっています。

「魔法の世界やハリーに関しての執筆はもう終わりよ…」と今日のThe Today's Showのインタビューで言っていたJ・K・ローリングさんでしたが…登場人物の百科事典を出版するかもしれないとも言っていました。そこでは描ききれなかった登場人物の背景などが記されているそう。まだまだ楽しみがやってくるかもしれません。インタビューでは生き残ったホグワーツの生徒のその後の人生:ホグワーツ教授や魔法警察部隊や闇払いとしてのキャリアなども語った彼女でしたが、17年間に渡って取り組んできた彼女のハリーポッターシリーズは「17年前の予言」と共にここでひとまず区切られるようです。

やっぱり…と思うことも多かったですが、あれは結局どうなったんだろう…と思ったほうが多かった。全体的に1巻から6巻までで少し引っかかっていた事がいろいろと明かされます。教科書以外で初めて読み始めた英語の本:ハリーポッターシリーズの最終巻。今では他の本も読めるようになりました。

ネタばれひとこと(反転/セレクトしてね): ロンのお父さん/アーサー・ウィーズリーは本当は5巻で死んでしまうはずでしたが、そうはならず、代わりと言っては何ですが7巻では他の「お父さん」がヴォルデモート達との戦いに敗れます。この露と消えたお父さんは7巻でめでたくお父さんになったばかりでした。追記:2007年10月、ロサンゼルスに来たローリング女史は「ダンブルドア校長はゲイです」と発表しました。7冊あるハリーポッターの本の中ではそんなことは全く匂わせていなかったので、アメリカメディアでは「??」という反応です。セールストークでは…なんていう辛口のメディアもいます。

「ハリー・ポッターと死の秘宝 日本語版」の出版予定日は2008年7月23日です。

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2007-07-27(Fri) 01:59|  魔法使い/妖精/神獣| トラックバック 0| コメント 6

ウィラと風:ノルウェー民話

Willa And The Wind (Ala Notable Children's Books. Younger Readers (Awards) 
Willa And The Wind (Ala Notable Children's Books. Younger Readers (Awards))
Janice M. Del Negro (2005/09/30)
Marshall Cavendish Corp/Ccb
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ウィラと風/Willa And The Wind
イラストレーター: Heather M. Solomon
メイン画材:油彩、コラージュ、水彩

ニューメキシコ在住のHeather M. Solomonは、大学で生物学を専攻し科学者になる予定だったが、1999年に学校を卒業した時にはイラストレーション専攻で卒業。影響を受けたイラストレータは、Lisbeth ZwergerLeo and Diane Dillon。彼女はいつも自分の娘が幼稚園に行く3時間だけ働くのだそう。

風の強い谷に住むウィラと姉。彼女達は小さなお家と小さな畑しか持っていないが、風が吹いて雨が降ればいつでも十分に過ごせることを知っている。ある暑い夏、姉がウィラに言った「小屋に行ってコーンミールを持ってきて頂戴」。暑いと文句を言いつつもウィラはコーンミールを持ってくる…と、そこにお休み中の風:仕事中ではない風が通り過ぎた。「ひゅー」…コーンミールは飛んでいってしまった …アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。

水彩イラストのメインで背景などにコラージュやオイルを使っていてユニーク。キャラクターが個性的で動きが良い。人物が固いポーズしていないのがすばらしい。見習いたいです。



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2007-07-26(Thu) 00:23| 西洋古典:民話/童話| トラックバック 0| コメント 3

もっと赤いカーマイン:あかずきん

Carmine: A Little More Red (New York Times Best Illustrated Books (Awards))
Carmine: A Little More Red (New York Times Best Illustrated Books (Awards))
Melissa Sweet (2005/05/02)
Houghton Mifflin (Juv)
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もっと赤いカーマイン:あかずきん/Carmine: A Little More Red
イラストレーター:Melissa Sweet/メリッサ スウィート
メイン画材:コラージュ、水彩

イラストレーターとして活躍してきたニュージャージー州生まれのMelissa Sweetのこの絵本は、彼女にとって初めて絵もお話も担当した絵本。マサチューセッツ州のEndicott Junior Collegeから準学士を修得後、Kansas City Art Instituteで勉強した彼女はグリーティング カードやポスターなどの仕事をするも、1985年から絵本の世界へ入り、これまでに60冊以上もの出版をしています。

カーマインにはアルファベット(alphabet)スープでアルファベットを教えてくれるおばあちゃんがいます。おばあちゃんがアルファベットスープを作るとカーマインはいつも食事に招待されるのです。ある日のこと、いつもの通りカーマインは食事に招待されました。「道草をしないでね。道々用心(beware)してきてちょうだいよ」とおばあちゃん。カーマインは早速、散らかっている(clutter)ものの中からお絵かき道具や何か道すがら必要なものを探し出して...アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。他のアルファベット絵本に比べて、「lurking」、「quiver」、「pluck」、「zillion」など少し難しい言葉を使っているので、目新しい感じがします。

アルファベット絵本なのに、あかずきんちゃんのお話。但し、古典的な赤ずきんではなくて作者の創作が入っています。おばあちゃんやあかずきんはオオカミに食べられませんので安心!オオカミが狙っていたのはアルファベット スープのだしに使われる骨でした。

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2007-07-25(Wed) 00:24|  アルファベット/数字| トラックバック 0| コメント 10

たのしい川辺

The Wind in the Willows (Storytime Classics)
The Wind in the Willows (Storytime Classics)
Janet Allison Brown、Kenneth Grahame 他 (2001/06)
Puffin
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たのしい川辺/The Wind in the Willows
イラストレーター:Joanne Moss
メイン画材:G:水彩

イギリスに住んでいるJoanne Mossは、これまでに10冊以上もの絵本にイラストを描いているイラストレーター。野生動物に興味があり、動物のキャラクター絵本を描くことの多い彼女は、猫や犬、ギアナピッグと暮らしている。

モグラくんは朝中ずっとお家のお掃除をしていたので、少しお休みして川辺をお散歩することにした。「ぼくのボートに乗らないかい」と言ったのは水生ねずみくん。モグラくんは照れながらうなずいて乗り込みます。「ねずみさん、漕がせておくれよ」とお願いしたモグラくんは、すぐさまオールに飛びついた...そしたらねずみくんは川に落っこちてしまった...そこでねずみくんが言う、「モグラくん!君は川での生き方を覚えなければいけないよ!、僕のところで暮らしなよ、泳ぎ方や漕ぎ方を教えてあげるよ」...アメリカ、日本共に対象年齢は4歳以上。この後、主役で自慢屋のカエルくんが登場、彼が次々と大問題を引き起こしますが、モグラくんやねずみくんは、いろいろな問題を起こす友達を見捨てずに助けます。

作家のケネス・グラハム/Kenneth Grahame(1859−1932)が、息子に話して聞かせたお話で、1908年に出版された本です。邦題は岩波書店の邦訳本のタイトルを参考にしました。

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2007-07-24(Tue) 00:10| 西洋古典:民話/童話| トラックバック 0| コメント 0

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 いくこ

Author: いくこ
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